SDカードとは

用途と容量によって分かれるSDカードの種類
SDカードには、様々な種類があります。現在一般的に使用されているSDカードは、大きく分けるとデジタルカメラやビデオカメラなどで使用されるものと、携帯電話やスマートフォンで使用されるmicroSDカードがあります。これまでこの2つの容量は最大で2GBまでだったのですが、大容量を使用したい方のために、4GB~32GBのSDHCカードやmicroSDHCカード、64GB以上のものはSDXCカードやmicroSDXCカードなどというように拡張しています。大容量のものを使用する場合には、使用する機器が対応しているのかチェックする必要があるので注意しましょう。

容量でどれくらい使用することができるのか?
容量によってSDカードの種類は分かれますが、その目安としては1GBでSD動画が約20分程度、写真なら800万画素で約256枚保存することが可能となっています。音楽なら約256曲保存することができますが、色々組み合わせて保存する方も多いと思いますので、なかなか1GBでは用量が足りないという方も多いです。これが2GBになると、SD動画は約41分となり、写真は800万画素で約512枚、音楽も約512曲保存することが可能となります。SDカードやmicroSDカードのみ対応している機種などを使用するなら、2GBが最大となります。

速度について
SDカードは様々な種類があるので、どれにしようか迷ってしまう方もいるかもしれませんが、サイズや容量だけでなく、スピードにも違いがあります。カードにはその速度のロゴが表記されているので、スピードを重視する方なら、こちらも抜かりなくチェックしておく必要があるでしょう。

用途について
SDカードは用途によって選ぶようにしましょう。画像などのデータのファイルを速く移動させたいなら、ハイスピードのものを選ぶのが最適です。長時間の動画や画像、音楽などを保存したいなら、大容量のものを選んでみてください。また価格帯もスペックが高くなればなるほど、高めになるので注意しましょう。

SDカードに永久保全性はないので、ダビングサービスを定期的に利用するといいでしょう。なお、アナログテープの場合にはカセットテープデジタル化サービスもあるようです。